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フィンランドの教育!

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フィンランドは、世界で初めて「インターネットのブロードバンド接続を全国民の基本的権利」とした国、ということを 最近知りました。そんなIT大国でもあるフィンランドの国際経済競争力はなんと、5年連続1位!(世界で一番携帯を売っているNOKIAはフィンランドの企業ですね。)しかもついでに言うと、環境持続可能性も世界1位、世界汚職指数(清潔度)も世界1位。人口520万人、東京の人口の半分もいないフィンランド、なんでこんなにすごいのでしょうか。

それはフィンランドの教育水準の高さにあるようです。
世界ナンバーワンの教育水準を誇るフィンランド。 でもなんと、授業時間数は調査に参加した国の中で一番少ないんだそうです。そんなフィンランドの教育の特徴を調べると…、

◆子どもが生まれると、国から母親全員にベビー服や布団、哺乳びんや絵本などのセットが届き、17歳までの子ども全員に月1万3千円が支給される。
◆高校や大学はもちろん大学院や専門学校を含めすべての教育段階が無償である。
◆授業料が無料というだけでなく、子どもたちには通学手段、食事(給食)、教科書や学用品が無償で提供される。さらに、校医・学校看護婦・学校ソーシャルワーカー・学校心理士・生徒カウンセラー等のサービスを無償で必要に応じて受けることができる。フィンランドの基本は「生徒の必要に応じて無償サービスを受けることができる」ということ。
◆大学生などには月数万円の返済不要の奨学金が支給され、貧富の差なく教育が受けられる。
◆労働者に残業はほとんどなく、夕方5時には家族そろって親と子どもがゆっくりすごせる。
◆夏休みは2カ月あり、宿題もない。
◆授業時間数はOECD加盟34カ国の中で最も少ない。
◆ひとつの学級は24人以下の少人数で、実際には20人以下の学級が多い。
◆「全国いっせい学力テスト」のような国レベルのテストはもとより、地域レベルでのテストも無い。フィンランド教育省は、「テストと序列付けを無くし、発達の視点に立った生徒評価」が重要と述べており、とりわけ「子ども期」における「競争による序列」を問題視し、小学6年生までは通知表も無い。
◆すべての子どもがわかるまでを基本に、結果平等の教育が徹底され、学習に困難が生じている子どもに対しては、即座に特別支援教育によるケアが実施される。とりわけ、低学年時を重視し、学習のつまずきの早期発見によって、学習困難の子どもの問題発生を最小限に抑えている。

しかし最近は、学習到達度調査(PISA)の上位が、中国(上海)やアジアの各国が占めるようになってきました。 フィンランドでは学力急低下の対応策として、中国(上海)方式の詰め込み教育にするか、公文式反復練習による運動神経教育にするか、子どもの理解力を向上させる別の道を模索するのか、議論中だということです。 一方で勉強ができることだけがすべてではないという意識も見られます。 低学年では科目別の評点はつきませんし、生徒の社会性、グループでの共同作業、どんな小さなことでも何かをやりとげる達成感といったものも非常に重視されます。 また、与えられた情報だけを鵜呑みにするのではなく、日常生活や社会現象、時事問題から情報を収集し、それらを評価、批判する力や、自分自身で情報を作り出し、発信する力の育成も重視されています。 
この国では、大学入学者の4分の1が成人(25歳以上)、高校進学はほぼ半数が職業高校を選択しています。 フィンランドは、「学力」の先を行っているのかもしれませんね。

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