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北欧

北欧のシナモンロール

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533hinata

コーヒーの摂取量が世界的に見ても非常に高いことで知られる北欧諸国で、シナモンロールは共通して愛されているスイーツですが、そのシナモンロールの含有物に関して、デンマークで調査が入ったということです。デンマークの獣医・食品管理機関によると、デンマークで売られている丸いぐるぐる巻きの形をしたkanelsnegel(シナモンロール)や、編みこみ模様をしたkanelstang(シナモンツイスト)の使われるシナモンに含まれる香り成分「クマリン」の量が、EUの定める規定値を超えているという報告がありました。なぜシナモンの使用量が定められているのでしょうか?それは、シナモンに含まれている化学化合物「クマリン」を過剰摂取すると、肝機能に悪影響が出る可能性があるためです。EUでは、焼き菓子などに含まれるクマリンの量が、1つのペストリーにつき15mgまでと決められています。

隣国スウェーデンのシナモンロールはどうでしょうか。なんと、デンマークの約3倍のクマリンが含まれているというデータもあります。しかし、「伝統的かつ季節的な食品」として特別分類されているため、EUからあまり厳しく言われることがない様子。クマリンは腎臓や肝臓に悪影響を与える恐れがあるとして、一部の国では数十年前から食品添加物としての使用が禁じられています。一部の消費者団体は、クマリンに発がん性がある恐れもあると指摘しています。世界各国の市場で最も多く出回っているシナモン2種のうち、中国産の1種にクマリンの含有量が比較的多いとされています。

シナモンに類似の生薬(しょうやく)としては、ケイヒ(桂皮)があります。桂皮を使った医薬品である漢方薬には、風邪薬としてよく使われる葛根湯(かっこんとう)や麻黄湯(まおうとう)、胃薬として良く使われる、安中散(あんちゅうさん)、老人性の病気に良く使われる八味丸(はちみがん)、鬱(うつ)などに良く使われる桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)など、非常に多くの漢方薬に配合されています。桂皮を配合した漢方薬には、皮膚に関して、過敏症:発疹、発赤、瘙痒、蕁麻疹等が副作用として上げられています。これも、クマリンが関係している可能性があります。漢方薬は自然のものだから副作用が無いと思っている人もまだまだいるようですが、漢方薬もれっきとした医薬品ですので、当然ながら副作用はあります。
料理等に使用するスパイス、控えめに使いましょうね。

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